この記事について: 運営者は警備員として働きながら、資格対策アプリを作っています。この記事は、一般財団法人 電気技術者試験センターや法令などの公開されている一次情報を整理したもので、体験談ではありません。試験日程・手数料・制度は年度で変わることがあるため、受験前に必ずセンターの最新の案内を確認してください。
第二種電気工事士試験は、受験資格の制限がなく、誰でも受験できます。試験は年2回(上期・下期)行われ、学科試験に合格した人が技能試験に進む2段階の試験です。この記事では、試験の形式と流れを整理します。
試験の流れ
- 受験申込(インターネットでマイページを作って申し込む)
- 学科試験(CBT方式または筆記方式)
- 技能試験(学科試験の合格者などが受験)
- 合格後、都道府県知事に免状の交付を申請
学科試験の形式
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出題形式 | 四肢択一(イ・ロ・ハ・ニから1つ選ぶ) |
| 問題数 | 50問(一般問題30問程度、配線図問題20問程度) |
| 試験時間 | 120分 |
| 試験方式 | CBT方式(会場のパソコンで解答)または筆記方式(マークシート) |
出題は、基礎理論、配電理論・配線設計、電気機器・配線器具・材料・工具、施工方法、検査方法、配線図、保安に関する法令の7つの分野から出ます。配線図だけで約20問(約4割)あるので、図記号と複線図の対策は欠かせません。
なお、電気技術者試験センターは、令和9年度(2027年度)から、学科試験をCBT方式に移行すると案内しています。これから受験する人は、センターの「重要なお知らせ」で最新の内容を確認してください。
合格の目安
センターの試験ページには、合格の基準となる点数は書かれていません。一般には、50問中30問(60%)程度が合格の目安と言われています。目安ちょうどを狙うのではなく、模擬テストで7割前後を安定して取れる状態を目標にすると安心です。
学科試験の合格率の推移
| 年度・期 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 2023年度 上期 | 70,414人 | 59.9% |
| 2023年度 下期 | 63,611人 | 58.9% |
| 2024年度 上期 | 70,139人 | 60.2% |
| 2024年度 下期 | 62,323人 | 55.9% |
| 2025年度 上期 | 70,945人 | 57.7% |
| 2025年度 下期 | 68,142人 | 55.4% |
| 2026年度 上期 | 78,290人 | 62.2% |
毎回6〜8万人ほどが受験し、合格率はおよそ6割です。受験者の多い試験ですが、4割ほどの人は不合格になっています。(出典: 資格の学校TACの合格発表ページの集計)
技能試験
技能試験は、事前に公表される候補問題の中から1問が出題され、実際に工具と材料を使って配線を作る試験です。学科とは別の練習(工具の扱い、電線の加工、リングスリーブの圧着など)が必要です。
学科試験の免除
前回の学科試験に合格した人や、所定の資格・学歴がある人は、学科試験が免除される制度があります。対象になるかは、センターの「免除情報の検索」で確認できます。
申込の方法
- センターのサイトでマイページを登録し、申込期間中に申し込む
- 学科試験の方式(CBT/筆記)と試験地を選び、顔写真の画像を登録する
- 受験手数料は、クレジットカード・コンビニ・ペイジーなどで支払う(金額はセンターの最新の案内を確認)
- CBT方式を選んだ場合は、別に会場と日時の予約が必要
まとめ
学科試験は50問・120分の四肢択一で、配線図が約4割を占めます。科目ごとの対策は次の記事で整理しています。
試験対策には、運営者が作った非公式の学習アプリ「第二種電気工事士 学科試験対策アプリ」もあります。図つき問題を含む275問と、50問・120分の模擬テストを無料で使えます。詳しくはアプリの紹介ページ、またはApp Storeをご覧ください(非公式アプリです)。
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参考にした情報
- 一般財団法人 電気技術者試験センター(試験の概要・学科試験・お知らせ)
- 資格の学校TAC 第二種電気工事士 合格発表・合格率
