第二種電気工事士|基礎理論・配電理論の計算問題の対策と公式の覚え方

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学科試験の最初のほうには、計算が必要な問題がまとまって出ます。苦手に感じる人が多い分野ですが、使う公式の数は多くありません。この記事では、よく使う公式を分野ごとに整理します。

目次

オームの法則と合成抵抗

内容公式
オームの法則V = I × R(電圧 = 電流 × 抵抗)
直列の合成抵抗R = R₁ + R₂
並列の合成抵抗(2個)R = (R₁ × R₂) ÷ (R₁ + R₂)
同じ値の抵抗n個の並列R ÷ n

例: 6Ωと3Ωの並列は、(6×3)÷(6+3) = 18÷9 = 2Ω。並列の合成抵抗は、いちばん小さい抵抗より必ず小さくなる、と覚えておくと検算に使えます。

電力と電力量

内容公式
電力P = V × I = I² × R = V² ÷ R
電力量W = P × t(kWh = kW × 時間)
熱量1kWh = 3,600kJ

電線の抵抗

電線の抵抗は、長さに比例し、断面積に反比例します。直径が2倍になると断面積は4倍になるので、抵抗は1/4になります。

交流の基礎

内容公式
最大値と実効値最大値 = 実効値 × √2(100Vなら約141V)
周期T = 1 ÷ f(50Hzなら0.02秒)
インピーダンス(RとXの直列)Z = √(R² + X²)
力率cosθ = R ÷ Z
三相の電力P = √3 × V × I × cosθ

配電理論(電圧降下)

配電方式電線1本の抵抗r、電流Iのときの電圧降下
単相2線式2Ir
単相3線式(負荷が平衡のとき)Ir(中性線に電流が流れない)
三相3線式√3 Ir

単相3線式は、負荷が平衡しているときに中性線の電流が0になる点もよく問われます。

計算問題で得点するコツ

  • 公式は、使う場面(問題文のどの値を使うか)とセットで覚える
  • √2 ≒ 1.41、√3 ≒ 1.73 は覚えておく
  • 選択肢の数字の桁を見て、計算ミスに気づけるようにする
  • 時間がかかる問題は後回しにして、配線図などの得点源を先に解く

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