この記事について: 運営者は警備員として働きながら、資格対策アプリを作っています。この記事は、一般財団法人 電気技術者試験センターや法令などの公開されている一次情報を整理したもので、体験談ではありません。試験日程・手数料・制度は年度で変わることがあるため、受験前に必ずセンターの最新の案内を確認してください。
施工方法・検査方法・法令は、数値と用語を正しく覚えれば得点しやすい分野です。計算はほとんどありませんが、似た数値が多いので、表で整理して覚えます。
目次
施工方法: 接地工事と漏電遮断器
- D種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下。低圧の電路で、地絡を生じたときに0.5秒以内に自動的に遮断する装置を施設する場合は、500Ω以下
- 水気のある場所などに使う漏電遮断器は、定格感度電流30mA以下・動作時間0.1秒以内(高感度・高速形)
ほかに、金属管・合成樹脂管・ケーブル工事などの工事方法と、それぞれに使う材料・工具の組み合わせも出ます。使う場所(屋内の乾燥した場所、湿気のある場所など)と工事方法をセットで覚えるのがコツです。
検査方法: 竣工検査の順番と測定器
新しく工事した設備は、電気を通す前に検査します。一般的な順番は次のとおりです。
- 目視点検
- 絶縁抵抗の測定
- 接地抵抗の測定
- 導通試験
| 測る・調べるもの | 使う測定器 |
|---|---|
| 絶縁抵抗 | 絶縁抵抗計 |
| 接地抵抗 | 接地抵抗計 |
| 電圧・導通 | 回路計(テスタ) |
| 充電されているか | 検電器 |
| 電流・漏れ電流 | クランプ形電流計 |
検査方法: 絶縁抵抗の値
| 電路の使用電圧の区分 | 絶縁抵抗値 |
|---|---|
| 300V以下で、対地電圧150V以下 | 0.1MΩ以上 |
| 300V以下で、その他の場合 | 0.2MΩ以上 |
| 300Vを超えるもの | 0.4MΩ以上 |
一般住宅の100V回路は対地電圧150V以下なので0.1MΩ以上、200Vの回路は0.2MΩ以上、と具体例で覚えると忘れにくくなります。
法令: 電圧の区分
| 区分 | 交流 | 直流 |
|---|---|---|
| 低圧 | 600V以下 | 750V以下 |
| 高圧 | 低圧を超え7,000V以下 | 低圧を超え7,000V以下 |
| 特別高圧 | 7,000Vを超えるもの | 7,000Vを超えるもの |
法令: 電気工事士法と電気用品安全法
- 電気工事士は、電気工事の作業に従事するときは免状を携帯しなければならない
- 免状の記載事項(氏名など)が変わったときは、免状を交付した都道府県知事に書換えを申請する
- 電気用品安全法の表示: 特定電気用品はひし形のPSEマーク、それ以外の電気用品は丸形のPSEマーク
覚え方のコツ
- 数値は「何の値か」と「単位」をセットで覚える(Ω、MΩ、mA、秒)
- 似た数値(0.1秒と0.5秒、100Ωと500Ω)は、条件の違いと一緒に覚える
- 問題を解いて間違えた数値だけを、表にまとめ直す
試験対策には、運営者が作った非公式の学習アプリ「第二種電気工事士 学科試験対策アプリ」もあります。図つき問題を含む275問と、50問・120分の模擬テストを無料で使えます。詳しくはアプリの紹介ページ、またはApp Storeをご覧ください(非公式アプリです)。
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参考にした情報
- 一般財団法人 電気技術者試験センター(試験の概要・公表資料)
- e-Gov法令検索「電気設備に関する技術基準を定める省令」「電気工事士法」「電気用品安全法」
- 経済産業省「電気設備の技術基準の解釈」
