警備員の平均年収はいくら?資格手当でどう変わるかを解説

「警備員って実際どれくらい稼げるの?」という疑問は、これから警備業界を目指す人にとっても、すでに働いている人にとっても気になるところだと思います。ここでは公的な統計データをもとに、警備員の年収相場と、資格を取ることでどれだけ変わるのかを整理します。

警備員の平均年収は354万円

厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、警備員の平均年収は354万円、月額給与は26万8,300円、年間賞与は31万8,500円となっています。平均年齢は52.9歳、平均勤続年数は10.4年です。

全産業平均と比べるとやや低めの水準ですが、これは「未経験・無資格でも始めやすい」「年齢を問わず採用されやすい」という警備業界の間口の広さが影響していると考えられます。裏を返せば、資格や経験年数による差がつきやすい業界とも言えます。

企業規模で年収は大きく変わる

同調査では、企業規模別の年収差も明らかになっています。

  • 従業員10〜99人規模:304万円
  • 従業員100〜999人規模:350万円
  • 従業員1,000人以上規模:379万円

同じ「警備員」という職種でも、勤務先の規模によって70万円以上の差が出ることが分かります。中小の警備会社から大手警備会社へ転職するだけで、年収が上がるケースは珍しくありません。

年齢による差はほとんどない

一般的な職種では年齢が上がるほど年収も上がる傾向がありますが、警備員の場合は「どの年代でもおおむね300万〜400万円程度」で推移するというデータもあります。つまり、勤続年数を重ねるだけでは大きな年収アップは期待しにくく、資格取得や役職への昇進が年収を左右する主な要因になっているということです。

資格手当で年収はどう変わる?

警備業務検定(施設警備・交通誘導警備など)や警備員指導教育責任者資格を取得すると、多くの警備会社で月3,000円〜20,000円程度の資格手当が支給されます。1級や指導教育責任者資格まで取得すれば、年間で数万円〜20万円以上の上乗せも見込めます。詳しい資格別の手当相場は、次の記事「警備員の資格手当相場一覧」で解説しています。

まとめ

警備員の年収は平均354万円で、年齢よりも「勤務先の規模」「資格の有無」による差が大きい業界です。無資格・未経験からスタートした人ほど、資格取得によって収入を底上げできる余地が大きいと言えます。


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