この記事の要点
- 難易度: 2日間の講習を真面目に受講すればほぼ100%修了できる(落とすための試験ではない)
- 申し込み: 大都市圏の会場は受付開始後すぐに満員になるため、事前の日程確認が必須
- 当日の流れ: 1日目は座学メイン、2日目は実技講習と効果測定(簡単な確認テスト)を実施
- 費用: 新規講習は39,000円(税込)・2日間。5年ごとの更新時の再講習は22,150円・1日間
(東京の保守協会の例)
防災センターで総合操作盤の監視・操作業務に就くために必要となるのが「防災センター要員講習」です。
「講習の難易度はどのくらい?」「落ちることはある?」「申し込み方法や当日の服装は?」といった疑問を持つ方向けに、講習の全体像から注意点までをわかりやすく整理しました。
1. 防災センター要員講習の難易度と合格率
結論から言うと、防災センター要員講習の難易度は非常に低く、しっかり受講すればほぼ100%修了できます。
| 項目 | 詳細・特徴 |
|---|---|
| 講習の目的 | 「落とすための試験」ではなく、実務に必要な知識・技術を「学んでもらうための講習」 |
| 講習期間 | 2日間(学科+実技) |
| 効果測定 | 2日目の最後に簡単なテスト(効果測定)を実施 |
| 修了難易度 | 講義をしっかり聞いていれば難なく解けるレベル |
自衛消防技術試験のように厳しい選別が行われる試験とは異なり、講習時間を適切に受講し、最後の効果測定を通過すれば確実に修了証が交付されます。過度に心配する必要はありません。
費用はいくら?新規講習・科目免除・再講習の料金一覧
防災センター要員講習の受講料は、初めて受ける新規講習で39,000円(税込)です。現場では自衛消防業務の講習もセットで求められやすいので、あわせて受講計画を立てておくと安心です。受講の区分によって、次のように分かれています(東京の東京防災設備保守協会の例)。
| 講習の区分 | 受講料(税込) | 講習日数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 新規講習(通常) | 39,000円 | 2日間 | 初めて受講する方はこちら |
| 科目免除(新規) | 36,800円 | 2日間(一部免除) | 甲種防火管理・防災管理の修了証がある方 |
| 実務講習(再講習) | 22,150円 | 1日間 | 5年ごとの更新時に必要 |
費用を抑えるには
甲種防火管理者の講習や防災管理の講習を修了している人は、科目免除で受講できる場合があります。その場合は新規講習より2,200円安い36,800円です。修了証を持っている人は、申込の際に免除の扱いになるか確認してください。
再講習も忘れずに
防災センター要員の資格は、一度取れば終わりではありません。5年ごとの更新時に再講習(実務講習)を受ける必要があります。再講習は1日間で22,150円です。受付の時期は実施団体の案内で確認しておきましょう。
※料金・日数は変更される場合があります。申込前に、実施団体(東京の場合は東京防災設備保守協会)の最新の案内で確認してください。
2. 講習の申し込み方法と注意点
申し込みは、各都道府県の日本消防設備安全センターや、東京消防庁(東京都の場合:一般社団法人東京防災設備保守協会等)の公式HP・電子申請サービス等から行います。
⚠️ 最も注意すべきは「定員の埋まる速さ」
- 都市部の会場は受付開始数日で満員になることが珍しくありません。
- 受講を決めたら、事前の募集日程(受付開始日時)を前もって確認しておきましょう。
- 受付開始日にすぐ申し込めるスケジュール感で動くことが非常に重要です。
3. 2日間のスケジュールと当日の流れ

講習は2日間にわたって行われます。全体の流れと準備しておきたい服装について解説します。
1日目:座学(講義)メイン
- 防火・防災対策の概要
- 火災および地震への対応要領
- テロ・風水害対策などテキストを中心とした座学
2日目:実技講習 + 効果測定
- 実際に防災盤(総合操作盤)や消火設備、通報装置に触れる実技訓練
- 火災・地震シミュレーション
- 最後に講習内容の確認となる「効果測定」を実施
💡 当日の服装・持ち物
- 服装: 実技で体を動かす場面があるため、動きやすいカジュアルな私服(スニーカー着用)または会社の制服・作業着がベストです。
- 持ち物: 受講票、筆記用具、身分証明書など(事前通知の受講票を必ずご確認ください)。
4. 【FAQ】防災センター要員講習に関するよくある質問

講習の待ち時間や、帰りの電車などのスキマ時間を無駄にしないために、当サイトが開発した「自衛消防技術試験 対策アプリ」を今のうちにダウンロードしておくのがおすすめです。講習で得た知識が頭に残っているうちにアプリで問題演習を繰り返すことが、一発合格への最短ルートになります!
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受講前に気になりやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
Q. 自衛消防技術試験との違いは何ですか?どっちを先に取るべき?
A. 防災センター要員は「講習」、自衛消防技術認定は「試験」です。
防災センターで勤務するには両方が必要とされるケースが多く、現場ではまず講習を修了してから自衛消防技術試験に挑戦するパターンが一般的です。
どちらから先に取得すべきか、両者の違いをより詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく整理しています。
実は、この講習の学科・実技で学ぶ内容は、自衛消防技術試験の出題科目とも大きく重なっています。講習を修了したばかりの方がどう試験対策を進めればいいかは、以下の記事で詳しく整理しています。
Q. 講習に遅刻・欠席した場合はどうなる?
A. 規定の講習時間を満たせない場合、修了証は交付されません。
会場によって受付時間(8:20〜8:50頃など)が厳格に決められています。時間に余裕を持って到着するようにしてください。
Q. 防災センター要員講習の費用はいくらですか?
A. 東京の保守協会の場合、新規講習は39,000円(税込)・2日間です。甲種防火管理・防災管理の修了証がある方は科目免除で36,800円になります。
Q. 再講習(更新)の費用は?
A. 5年ごとの更新時に受ける実務講習(1日間)が22,150円(税込)です。
Q. 防災センター要員と自衛消防業務は、両方必要ですか?
A. 現場では、防災センター要員と自衛消防業務がセットで求められることが多いです。配属先で必要な資格は、会社や現場の担当者に確認しておきましょう。
まとめ
- 防災センター要員講習は、真面目に受講すればほぼ100%修了できる難易度
- 大都市圏の会場は埋まりやすいため、受付開始日の事前確認と早期申し込みが必須
- 2日目の実技訓練があるため、動きやすい服装とスニーカーで参加しよう
- 講習修了後は、そのままの知識を活かして「自衛消防技術試験」へのステップアップを目指すのが効率的
- 新規講習は39,000円(税込)・2日間。科目免除は36,800円、5年ごとの再講習は22,150円・1日間。
自衛消防技術試験そのものの対策については、以下の記事をあわせてご覧ください。
本記事の内容は、東京消防庁および関連団体が公開している情報をもとに執筆していますが、受講対象・費用・講習内容等は変更される場合があります。受講の際は、必ず実施団体および東京消防庁の公式サイトで最新情報をご確認ください。
